街づくりの基本方針

1.21世紀に向けた、都市感覚と、変化にとんだ興味深い街づくり。

2.高齢化社会を迎え、弱者に優しい街づくり。

3.リンゴの街にふさわしく、さわやかで安心して買物のできる街づくり。

4.弘前市の表玄関にふさわしい、個性あるふれあいの街づくり。

5.地域の人々が、活気にあふれ、共感のもてる街づくり。


快適空間創造
一人一人の街づくりが、私達に快適な街をつくります。

大町街づくり協定
平成7年11月18日施行

協定(街づくりル−ル)の目的
 現在、近代化の波と共に、日本の消費生活が大きく変わろうとしています。生活者のニーズの多様化・高度化がより進み、低価格志向の強まりもその要因の一つなのではないでしょうか。
 このような変化の中で、かっての商店街は、モータリゼションによって道路網の整備・駐車場の確保が早急に求められています。しかしすぐには応えられない現状に、郊外にはロードサイドショップが続出、旧中心商店街は業態の変化と共に苦しい環境に追い込まれています。これらは一時的な好況・不況の現れではなく、構造上の変化を伴う変革と言われています。
 変革の時代を迎え、生活者の変化に対応できる街づくりを目指し、将来の繁栄の基礎を築くことを目的に「大町街づくり協定」が制定されました。

街づくりの基本方針
1.二十一世紀に向けた、都市感覚と、変化にとんだ興味深い街づくり。
2.高齢化社会を迎え、弱者に優しい街づくり。
3.リンゴの街にふさわしく、さわやかで安心して買物のできる街づくり。
4.弘前市の表玄関にふさわしい、個性あるふれあいの街づくり。
5.地域の人々が、活気にあふれ、共感のもてる街づくり。


適用の区域
 JR駅前広場の大町寄りから上土手町に至る、大町通りに面した地権者、不動産所有者、ご商売している方そしてこれからご商売始める方にご協力をお願いします。


商店街づくりルール
●車歩道及びセットバック内は、常に清潔にし、ゴミや汚物を放置せず、置き看板、商品陳列ワゴン、自動販売機、バイク、自転車の放置、自動車の乗り上げ等は歩行を妨げとならないようにし、除雪等にたいしても気遣いをします。
●街路灯、ストリートファニチャ、樹木、草花等良好な街並の景観を保ち、備え付け物の破損等異常を発見した時は、速やかに協定委員会に連絡し、又ゴミ、枯れ葉を除き、草花に給水等を行い美観を保つようにします。
●新しい時代に対応した商品情報、流通情報、生活情報の提供に努め、また組合員は販促活動等積極的に企画し、街の活気づくりに努力します。
●隣接店の営業に影響を与える行き過ぎた販売活動や、強引な客引きをする等他人に迷惑や、来街者に悪い印象を与える行為は慎むようにし、公序良俗を保ちます。

建物を新築・増築する際に
 街づくりは、そこに暮らす人々の「意志」と「協力」が必要です。津軽の文化を醸し出す街づくりに、長い時間と愛情は欠かすことができないのではないでしょうか。
 建物の建築は、弘前駅前地区計画が基本となります。
●市街地の高価で狭い土地を有効利用するため敷地、施設の共同化が望まれています。
●快適な街づくりを進めて行くために、屋根、壁面、看板、車歩道、ウインドー等の色彩はデザインに工夫を施し、街の景観や特徴を保ちます。
●商店街にふさわしい街づくりを進めて行くために、1階を小売店やサービス店とし、店舗前面はセットバックを行い、シャッターをグリルシャッター等透過可能なものを施し、閉店後の賑わいを失わないようにします。
●建物を次のように制限します。
1「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」で禁止されているキャバレー・カフェー・バー・ソープランド・ストリップ・ラブホテル等は立地できません。
2商店街の環境になじまない業種、又は暴力行為の恐れのある企業は立地出来ません。
3建物の1階部分には、住宅・共同住宅・寄宿舎や下宿・工場・作業所・倉庫・自動車の車庫(自己の用に供するものを除く)とすることは出来ません。


共同建築の推進
「大町商店街改造計画」において、当大町商店街の施設整備の重点課題として「共同建築の推進」を揚げています。共同で店舗及び住宅を建設し、ポケットパーク等の歩行者空間や駐車場等を確保するという手法は、土地区画整理事業というチャンスを生かし、他商店街に比べて思い切った改造のできる有効な手段です。しかし、何らかの事情で共同化ができない場合においても、魅力ある商店街づくりのためには、街区単位等で一定のルール等が必要となります。
 特に、当商店街は地区計画を導入しており、その目的を達成するためにも一定ルールは必要です。


建築等の形態又は意匠の制限
1.建築物の外壁・柱・屋根の色彩
原色の使用を避け、街並みとの調和に充分配慮した落ち着きのある色調とする。
2.屋外広告物・看板等のデザイン、色彩等
街並みの統一感や良好な商業業務環境を損なわないものとする。
3.建築物のシャッター
グリルシャッター等の透過可能なもの等、閉店後も街の賑わいを喪失させないようなもの。

4.セットバック部分の歩行者道路
セットバックの高さは3.5m以上とする。

歩道と一体整備とし、段差等を設けないものとする。
セットバックの形態
●セットバック部分の柱の有無、柱のデザイン
●セットバック部分の軒高の調整
●2階以上の壁面線の位置の調整
建物の新築、増改築の計画をお持ちの方は、協定委員会との事前調整が必要となります。
着手の“60日”前に、協定委員会の備え付け用紙に必要事項を記載の上、事前に提出し街並みと調整して下さい。

推進のための協定委員会設置
 協定書が公平に確実に運用されるために、協定委員会が設置されています。
 委員会は、振興組合員の中から選ばれた6人からなり、委員長、副委員長各1名で構成されています。委員の任期はそれぞれ2年となります。
事務局 弘前市大町商店街振興組合事務局内
電 話 0172−37−6410

21世紀に向けて
 大町商店街の整備課題をどのようにして一つのまとまりのあるものとしてつくっていくのか、それには街の理念が必要となります。
 街の理念(コンセプト)とは、街づくりの幹であり、ベースです。様々に枝分かれした消費者のニーズ、商店街構成員の考え方、手法、事業等があったとしても、そこには揺るぎない幹であり、底流を支えるコンセプト(理念)があり、それは常に共通したものでなければならないのではないでしょうか。
 大町商店街改造計画においては、街のコンセプトを『出会いのある「遊空間」創造の街』としています。それにはまず、今後の街づくりの基本理念を理解し、浸透させていくことが大切です。
 商店街は利便的で快適な空間であることはいうまでもありませんが、生活者のニーズの多様化に伴い、様々な欲求に応える要素も求められています。その要素を取り込みながら、画一的でない個性的な商店街づくり、つまり「大町らしさ」を私達一人一人の手でつくり出していかなければなりません。